ホーム > 心の居場所(2013年1月号)
            心の平和を願って
     希望の灯台であり続けたい
 
 2013年がスタートしました。みなさま、お元気でお正月を迎えておられることでしょう。穏やかで、健康に恵まれた一年になりますように、お祈り申し上げます。
クッキングハウスの25周年を祝う会を、たくさんの方々に見守られながら、素晴らしいコンサートにすることができました。ありがとうございました。メンバー達が隠さない生き方をしたいと、晴着を着て顔を上げ、しっかり前を見て堂々と自分達の思いを自分達の言葉でうたったのです。 
「もう逃げない私をよろしくね みんなと一緒に生きてゆくのです」CD文庫「私の心の居場所」より
弱い力を寄せ合って、やさしく明るく生きていけば、きっと希望が見えてくる。私達の生き方宣言でもあったコンサートでした。この思いを大切にして、心の不安な時代の、希望の灯台として、灯りを照らし続けたいと願っています。
ご飯を一緒に食べたり、コミュニケーションをいっぱい学んだり、うたをうたったり、旅をしたり。私達のいつもの活動を毎日丁寧にやっていくことを大切にしていきます。これらの何気ない日常の活動が、実は平和のために必要なのだと気付きました。
被災地のみなさんに、原発事故で未だに家に帰れない方々に、どうか早く平安な日々がやってきますように。つらい人々の心の痛みを共有しながら、26年目も始めます。どうぞこれからも、共に生きてゆきましょう。(松浦幸子)